1860年、ドイツ系スイス人のエドゥアルト・ホイヤー氏によりスイスのサンティミエに誕生した『タグ・ホイヤー』。当初はストップウォッチやスポーツウォッチの分野で頭角を現し、1916年に作られた世界初のスポーツ用ストップウォッチ、マイクログラフは世界に衝撃を与えた。数々の革新はやがて、F1やインディカーレースのタイムキーパーを務めることにもつながる。スポーツ競技との長きにわたる関わりをもとに育まれてきた信頼は、今もなお決して揺らぐことはない。
1963年、『タグ・ホイヤー』初のクロノグラフが誕生する。それが「タグ・ホイヤー カレラ」。インスピレーション元となったのは、アメリカ～メキシコ間を走りきる伝説的なモーターレース、“カレラ・バン・アメリカーナ・メキシコ”だ。当時まだ舗装状態も劣悪だったメキシコの地を5日間かけて走破する様子は、まさに圧巻。そんな死傷者も絶えない過酷なレースの中でも視認性と機能性を損なわない
レプリカ時計をと、現名誉会長のジャック・ホイヤー氏が手がけ、世界中のドライバーから絶賛された。
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